[2021]初心者必見!100万PV想定! レンタルサーバーの選び方。おすすめのレンタルサーバー徹底比較

今年もはじまりました。みなさん調子はいかがですか?
IT業界の隅っこの人です。
コロナ禍の中、本業があまり思わしくなくて副業を始めたり、副業を検討している方も多いのではないでしょうか。
そういう私も本業があまり思わしくなくて、いくつか副業を始めています。
始めた副業の一つはアフィリエイトになります。
このアフィリエイトですが、始めるときに必要になる『レンタルサーバー』。
このレンタルサーバーをどこにするかで非常に苦労しました。
どういうことかと言いますと…。
実はレンタルサーバーを選ぶとき、最初にしっかりしたところを選ばないと、あとでかなり苦労することになります。
それはなぜかと言いますと、レンタルサーバーを簡単に変えることができないからです。
例えば、レンタルサーバーのスペックが足りないからとか、サービスが悪いから、よく故障するからという理由でレンタルサーバーを変えたいと思ったとします。
でも、サーバーの載せ替えは簡単にはできません。プログラマやSEを本業にしているパソコンの専門家でも簡単ではありません。
だいたい引っ越した後に、あれが足りない、ここがおかしいということになります。
レンタルサーバーの載せ替えが簡単ではないのでしたら、最初に失敗しない、引っ越しをしなく良いレンタルサーバーを選びたいと思いますよね。
実際に私もそう思って、最初のレンタルサーバーの選定に時間をかなりかけました。

あなたがこれからアフィリエイトを始めるとして、レンタルサーバーを探すのにどれくらい時間をかけますか?
一応私の本職もIT系ですが、それでも結構時間がかかりました。
あなたも同じだけ時間をかけますか?
それとも、この記事を参考にして時間を節約しますか。

この記事では、IT業界の隅っこで仕事をしている私が、実際に選んで契約したレンタルサーバーをお伝えします。
また、アフィリエイトを始める際に良いなと思った、おすすめレンタルサーバー会社9社をピックアップして説明します。レンタルサーバーを選ぶ際に徹底的に比較した性能とプラン中心に解説するとともにどこを重視してレンタルサーバーを選んだのかお伝えしたいと思います。
これから初めてサイトを作るあなたが、レンタルサーバーに迷ったらこの記事を参考にしてみてください。
最高評価のレンタルサーバーはColorfulBox(カラフルボックス)
数多くのレンタルサーバーを使ってみて、一番おすすめできるのレンタルサーバーは、
このサイトもColorfulBox(カラフルボックス)を借りています。
最高評価のレンタルサーバーは ColorfulBox(カラフルボックス) と説明しましたが、
そうすると、なぜColorfulBox(カラフルボックス)なのかが気になりますよね。
その点はこの記事でこれから説明していきます。
ただ、その辺の説明をする前に前提条件の説明をしていきます。
レンタルサーバーのおすすめとは
そもそも『最高』のレンタルサーバーとはなんでしょうか?
めちゃくちゃ速いレンタルサーバー?
絶対に故障しないレンタルサーバー?
わからないことは全部サポートがやってくれるレンタルサーバー?
数え上げればきりがありませんが、実はこういった部分は金額とイコールになっています。
つまり、高ければ高いほど、サーバーやサポートの能力は高くなっていきます。
私は本業の方で、月商1億超えのサイトを扱っているのですが、そっちはAWSの費用だけで月に500万円を超えるだけ支払っています。もちろん割引してです。
このAWSはお金をかけただけの性能を出してくれているのですが、アフィリエイトサイトでそれだけの性能が必要かと言われると、いらないと即答できます。
では、アフィリエイトサイトをするうえで必要なレンタルサーバーとはなんでしょうか?
その前に、アフィリエイトに必要なレンタルサーバーの能力を考える際に最初に考えなければいけない点があります。
それは『どんなサイトを作るか』です。
一つのペラサイト(LPですね)を大量に作ってアフィリエイトをしても良いですし、記事を大量に書いていくのも良いです。たくさんの人に見てもらうのも良いですし、数人しか見ないニッチなサイトでも良いかと思います。
あまり人に見てもらわず、記事の少ないサイトを目指す場合は安いレンタルサーバーで良いですし、多くの人に見てもらって記事も多いサイトを作るなら、それなりのレンタルサーバーが必要になります。
この記事では、目標100万PV、WordPress(ワードプレス)を利用し、月額1000円程度で借りるとして評価します。そのうえで、一番高コスパなレンタルサーバーを最高評価とします。
もし月額500円程度で借りることができる高コスパのレンタルサーバーを探しているなら、別の記事に書きますのでそちらを参考にしてみてください。

おすすめレンタルサーバー -9選-
レンタルサーバーを借りようと探した会社のなかで、『これは』と思ったものをピックアップしています。
今回紹介するレンタルサーバー会社は、どんどんサービスが良くなっていますので、時期によってはおすすめしたColorfulBox(カラフルボックス)より良いときがあります。
実際、サーバースペックを調べ始めた2020年の10月は、mixhost(ミックスホスト)の方がスペックが良い時期もありました。ただ、ColorfulBox(カラフルボックス)もスペックを上げてきています。
そういった事情で、おすすめしたColorfulBox(カラフルボックス)が気にいらなくてもピックアップした9社の中からサーバーを選べば、大失敗はありません。もちろんコスパ的にも妥当です。
- mixhost(ミックスホスト)
- XSERVER(エックスサーバー)
- ConoHAWING(コノハウィング)
- ロリポップ
- お名前
- さくらインターネット
- コアサーバー
- heteml(ヘテムル)
- ColorfulBox(カラフルボックス)
レンタルサーバーを借りる時に気にする点ですが、次の点に気をつけて見ておくと良いでしょう。
- 料金は手ごろか
- スペックは十分か
- 機能は何があるか
- 信頼性はあるか
- サポートは充実しているか
それぞれ解説しながら、レンタルサーバーどうしを比較してみようと思います。

レンタルサーバーの料金は手ごろか
そもそも、比較する際に月額1000円程度でピックアップしているので、あまり意味はないのかもしれませんが、表1に月額千円程度で借りることができる各社のプランをまとめてみました。
会社名 | プラン | 月額料金 | 初期費用 | 半年総額 |
mixhost(ミックスホスト) | スタンダード | \1,180 | \0 | \7,080- |
XSERVER(エックスサーバー) | x10 | \1,100 | \3,000 | \9,600- |
ConoHAWING(コノハウィング) | ベーシック | \1,200 | \0 | \7,200- |
ロリポップ | ハイスピード | \750 | \0 | \4,500- |
お名前 | RSプラン | \1,080 | \0 | \6,480- |
さくらインターネット | スタンダード | \524 | \1,048 | \4,192- |
コアサーバー | CORE-B | \919 | \0 | \5,514- |
heteml | ベーシック | \1,100 | \2,000 | \8,600- |
ColorfulBox(カラフルボックス) | BOX2 | \1,160 | \0 | \6,960- |
この表は、各レンタルサーバを半年借りる時、1カ月でどれくらいの料金がかかるかを比較したものになります。レンタルサーバーのプランによっては1カ月で貸し出ししていないところもあるので、半年の金額を一月に均したほうがわかりやすいかと思ってまとめています。なお、この表に記載した金額は通常料金となりますので、キャンペーンは考慮していません。
『半年間の料金は4,000円台から9,000円台と最低金額と最高金額で2倍の差がある』という結果になりました。
最安のレンタルサーバーはさくらインターネットで、最高額はXSERVER(エックスサーバー)です。
サイトを安く始めるだけでしたら、さくらインターネットなんですが、そもそも安いだけで良いのでしたら他のレンタルサーバーもあります。
この後の比較も確認していってください。。
最後に、長期契約を結ぶ場合、今回調査したレンタルサーバーは月額1,000円を以下で利用することができます。

レンタルサーバーのスペックは十分か
次にサーバーのスペックに移ります。
最初は一般的なスペックの、CPU、メモリ、HDD容量、転送量を表にまとめます。
会社 | CPU | メモリ | 容量 | 転送量 |
mixhost(ミックスホスト) | Intel Xeon 36コア×72スレッド | 256GB | 250GB | 9.0TB/月 |
XSERVER(エックスサーバー) | AMD EPYC 7402( 2.80GHz ) x 2 48コア×96スレッド | 512GB | 200GB | 300GB/日 ※9.TB/月 |
ConoHAWING(コノハウィング) | 不明 | 不明 | 250GB | 9.0TB/月 |
ロリポップ | 非公開 | 非公開 | 250GB | 360GB/日 ※10.8TB/月 |
お名前 | 非公開 | 非公開 | 250GB | 9.0TB/月 |
さくらインターネット | Intel Xeon E5-2640(2.50GHz) 6コア×12スレッド | 48GB | 100GB | 160GB/日 ※4.98TB/月 |
コアサーバー | Intel Xeon 28コア | 384GB(最大) | 240GB | 無制限(規定有) |
heteml(ヘテムル) | Intel Xeon 20コア以上 | 128GB | 200GB | 160GB/日 ※4.98TB/月 |
ColorfulBox(カラフルボックス) | Intel Xeon 40コア80スレッド | 512GB | 300GB | 6.0TB/月 |
ホームページや管理画面から探しきれなかった会社は不明としています。
それでは各項目を比較していこうと思います。
まずは、CPUとなります。
コア数に着目すると、XSERVER(エックスサーバー)が一つ抜けているのではないでしょうか。
単純にコア数とスレッド数だけ見て順位付けすると
1位:XSERVER(エックスサーバー)
2位:ColorfulBox(カラフルボックス)
3位:mixhost(ミックスホスト)
次にメモリ量ですが、
1位:XSERVER(エックスサーバー)
2位:ColorfulBox(カラフルボックス)
3位:コアサーバー
次に使える容量を判断すると
1位:ColorfulBox(カラフルボックス)
2位:mixhost(ミックスホスト)
3位:ConoHAWING(コノハウィング)
3位:ロリポップ
3位:お名前
最後に転送量です。
1位:ロリポップ
2位:mixhost(ミックスホスト)
2位:XSERVER(エックスサーバー)
2位:ConoHAWING(コノハウィング)
2位:お名前
となりました。
レンタル会社のスペックの説明
レンタルサーバーのスペック説明(CPU・メモリ・容量・転送量)
このスペック部門でも昨年10月から変更がされています。
ColorfulBox(カラフルボックス)はサーバーのCPUとメモリが少なかったのですが、最近良いものに交換したようです。
逆に、XSERVER(エックスサーバー)は最低1年は今のスペックから変わっていないことが確認できています。
また、容量も増えていますが、各社がそろって増やしているのが転送量となります。
大体、各社以前の2倍の転送量となっています。
次にスペックの見方を説明します。
この表のCPUとメモリに関しては、参考程度にしかなりません。
たしかに実際のサーバーのスペックは良いほうが、サイトが早く表示されるのは事実です。
ただ、レンタルサーバーの場合、自分が使っているサーバーは他の人も使っています。
他に使う人が多ければ、結局はサーバーの反応は遅くなるので、サーバーのスペック=レンタルサーバーのスペックとはなりません。
ただし、最低レベルは保証されているので、その最低レベルが一番高いのはどこかという考えかたになります。
次に、容量と転送量ですが、こちらもこれだけあれば十分です。
これから作るサイトを画像ギャラリーや動画ギャラリーにしたいと思うのでしたら別ですが、一般的なアフィリエイト用のサイトを作るのでしたら、十分すぎるほどの容量になります。
ただし、一点だけ気をつけて欲しいのが、日別で転送量が制限されている会社です。
月間で転送量が保証されているところ、日別で転送量が確保されているところでしたら、間違いなく月間で転送量が保証されているレンタルサーバーが良いです。
なぜかと言いますと、ある日自分のサーバーが突然アクセスが増えたとします。
一日の転送量が制限されているレンタルサーバーですと、制限量を超えてしまうことがあります。
月間で転送量が制限されるタイプでしたら、転送量がある日急に増えても、ある程度の余裕があるので、プランを上げることも検討できます。
ただし、このプラン変更にも罠があります。それは、サポートで説明します。
レンタルサーバーの機能は何が必要か
レンタルサーバー各社がアピールしている点に、Webサーバーのソフト、通信方式などがあります。
それ以外でPHPの種類やSSDをアピールしているレンタルサーバー会社もありますが、今回紹介している9社はすべてその辺の基本的な部分はクリアしています。今更アピールポイントにもならないので、その辺は省略して紹介していきます。
各社で比較する点を表にまとめました。
レンタルサーバー名 | Webサーバーソフト | 通信プロトコル | TLS |
mixhost(ミックスホスト) | LiteSpeed(ライトスピード) | HTTP/3 | TLS 1.3 |
XSERVER(エックスサーバー) | Nginx(エンジンエックス) | HTTP/2 | TLS1.3 |
ConoHAWING(コノハウィング) | Nginx(エンジンエックス) | HTTP/2 | TLS 1.2 |
ロリポップ | LiteSpeed(ライトスピード) | HTTP/2 | TLS1.3 |
お名前 | Nginx(エンジンエックス) | HTTP/2 | TLS 1.3 |
さくらインターネット | Nginx(エンジンエックス) | HTTP/2 | TLS1.2 |
コアサーバー | Apache(アパッチ) | HTTP/2 | TLS 1.3 |
heteml(ヘテムル) | Apache(アパッチ) | HTTP/2 | TLS 1.3 |
ColorfulBox(カラフルボックス) | LiteSpeed(ライトスピード) | HTTP/3 | TLS 1.3 |
Webサーバーはどれ? Apache / Nginx / LiteSpeed
レンタルサーバー各社ではWebサーバーソフトをアピールしているところがありますが、結論から言いますとLiteSpeed(ライトスピード)を使っていないところは検討から外したほうが良いです。
こちらの記事で紹介していますが、LiteSpeed(ライトスピード)以外のWebサーバーソフトはWordPress(ワードプレス)との相性があまりよくありません。LiteSpeed(ライトスピード)自体は特殊な設定などが必要になって素人には扱いづらいのですが、その辺はレンタルサーバー会社の方で対応してくれるので考える必要ありません。レンタルサーバーを借りる立場からは、それが一番良いのかどうかですから、LiteSpeed(ライトスピード)を採用しているレンタルサーバーを選びましょう。
詳しいWebサーバーソフトの説明はこちらでしています。
おすすめ9社の中でWebサーバーソフトにLiteSpeed(ライトスピード)を使っているのはmixhost(ミックスホスト)とColorfulBox(カラフルボックス)、ロリポップは「ハイスピード」以上のプランは対象です。
通信プロトコルはどれが良いのHTTP/3とHTTP/2
通信プロトコルですが、HTTP/3とHTTP/2と各社ありますが、HTTP/3の方が新しい規格で通信速度も速くなると言われています。
ただ、この通信速度に関してはあまり変わらないという検証結果もあります。
HTTP/3の一番良い点は、サイト閲覧中にデータが詰まっても、その部分を無視してページを表示してくれる点です。HTTP/2ですとこの機能がないので、ページ読み込み中に固まることがあります。これはサイト運営するうえであまりよろしくない状況です。
また、HTTP/3の元となった仕組みはGoogleが作ったQuicという通信プロトコルです。GoogleはHTTP/2を実装したサイトを優遇すると言っていますが、将来的にHTTP/3になる可能性は十分高いのではないでしょうか。
おすすめ9社の中で通信プロトコルのHTTP/3を採用しているのは、mixhost(ミックスホスト)とColorfulBox(カラフルボックス)だけです。
TlSってなに?
最後はTLSになります。
TLSはTransport Layer Security(トランスポート・レイヤー・セキュリティ)を略したものです。
実際なんぞや?という方が大半かと思います。
ですので、こちらもTLS1.2とTLS1.3の仕組みがあると覚えておいてください。
TLS1.2とTLS1.3もTLS1.3の方が新しい仕組みになります。
TLS1.3でなにが良くなったかというと、『スピードとセキュリティの向上』となります。
スピードは理論上ということでして、実際に計測した際にはあんまり変わらなかったそうです。ただ、セキュリティーの向上は間違いなくありますので、そちらはありがたい話になります。
おすすめ9社の中でTLS1.2のままなのはConohaWing(コノハウィング)とさくらインターネットだけです。
こっちは減点方式になってしまっていますね。
実は、ここまでまとめてきたのですが、スペックに関する項目で上位にでてこないConoHAWING(コノハウィング)に関して一言添えておこうと思います。
ConoHAWING(コノハウィング) 本当に国内最速なんすか
ConoHAWING(コノハウィング) に関してはネガティブな話になります。
これまで、レンタルサーバーのスペックをまとめてきましたが、ConoHAWING(コノハウィング) だけはトップクラスのスペックがありません。確かにこの記事でもサーバーのスペックが、そのままサイトの速度ではないとは言っています。それでも最低限度のものがなければ、本当かよと思うのもしょうがないのではないでしょうか。
他のレンタルサーバー会社のサイトではそれぞれ理由を添えて速度No1というのをアピールしています。でも、ConoHAWING(コノハウィング) は自社で測定した結果を根拠に『国内最速』をアピールしていてどうにも胡散臭く感じてしまいます。
サーバー処理速度の計測結果は、日本国内シェアを90%以上占めたトップ10サービスの、各サービスの最下位プランをApache Benchで5回計測した平均値です。
ConohaWingホームページ
日本国内シェアは『hostadvices』で確認すると、聞いたこともないような会社が出てくるんですよね。
そのレンタルサーバー会社の最下位プランを確認すると数百円。
ロリポップは100円だし、さくらのレンタルサーバーは131円。
ConoHAWING(コノハウィング) の最下位プランってベーシックプランで月額1,200円です。
こんなの勝負になるわけないじゃないですか。
最初の方で書きましたが、金額=パワーですから。
いや、そこ金額あわせましょうよ。
さらにConoHAWING(コノハウィング) を胡散臭く感じさせる点に、サイト内に記載されている『PHPアプリケーション実行環境としてFastCGIより20%も高速なLiteSpeed LSAPIを採用。』と説明している点もあげられます。
もし、ConoHAWING(コノハウィング)がWebサーバーソフトにLiteSpeed(ライトスピード)を採用しているのでしたら、LiteSpeed LSAPIの採用でFastCGIより20%も高速というのはおかしな話ではありません。でもConoHAWING(コノハウィング) はNginx(エンジンエックス)+Apache(アパッチ)を採用していています。
そして、LiteSpeed LSAPIの説明を引用します
LiteSpeedサーバーアプリケーションプログラミングインターフェイス(LSAPI)は、LiteSpeedWebサーバーとサードパーティのWebアプリケーション間のシームレスで最適化された通信用に特別に設計されています。
LiteSpeed LSAPIより原文を日本語訳
引用した文章より、LiteSpeed LSAPIは開発元が『LiteSpeedWebサーバーとサードパーティ…』と記載している通り、LiteSpeed(ライトスピード)で利用することを前提にしているんですよね。Nginx(エンジンエックス)+Apache(アパッチ)で使うことはできるのでしょうけど、その環境ではサイトの表示速度が速くはならないと思うんですね。
実際LiteSpeed(ライトスピード)のHPではFastCGIより20%高速という計測結果は出ているのですが、それはLiteSpeed(ライトスピード)+ LiteSpeed LSAPIの環境の時の話なんです。
Up to 20% better performance than FastCGI.
LiteSpeedHPより
最後に、ConoHAWING(コノハウィング)だけサイトのトップページに、障害情報やメンテナンス情報が無いんですよね。私が探せないだけかもしれませんが…
ConoHAWING(コノハウィング)。
本当に国内最速なのか気になってしかたがないです。
レンタルサーバーに信頼性はあるのか
数年前まではここに挙げた9社の中でもレンタルサーバーが良く落ちるという話はありました。
ただ、現在はそういった話は聞かなくなりました。
ほとんどのレンタルサーバー会社では月間稼働率99.9%をうたって、その通り運用しているようです。
その点での信頼性は最低限あると考えてよいのではないでしょうか。
レンタルサーバーのサポートは充実しているか
サポートの話になります。
一番最初に気になるのはカスタマーセンターではないでしょうか。
最近はチャットでのやり取りのみというところが増えてきていますが、それでも電話でやり取りできると非常に助かるかと思います。そこで、おすすめ9社のカスタマーサポートの状況をまとめてみました。
レンタルサーバー名 | ℡サポート | メールサポート | チャットサポート |
mixhost(ミックスホスト) | なし | 10:00~18:00 平日 | なし |
XSERVER(エックスサーバー) | 10:00~18:00 平日 | 24時間/365日 | なし |
ConohaWing(コノハウィング) | 10:00~18:00 平日 | 24時間/365日 | 10:00~18:00 平日 |
ロリポップ | 10:00~18:00 平日 | 24時間/365日 | 9:30〜13:00 14:00〜17:30 平日・土日 |
お名前 | 休止 2020年4月27日~ | 24時間/365日 | 10:00~17:00 平日 |
さくらインターネット | 要予約 営業時間内 コールバック対応 | 24時間/365日 | 10:00~18:00 平日 |
コアサーバー | 10:00〜17:00 要予約 翌営業日対応 ※CORE-B以上のプランで対応 | 24時間/365日 | 10:00~17:00 平日 |
heteml(ヘテムル) | 10:00~18:00 平日 | 24時間/365日 | なし |
ColorfulBox(カラフルボックス) | 24時間/365日 ※技術的サポートは対象外 | 24時間/365日 | 09:30~17:30 平日 |
mixhost(ミックスホスト)以外のレンタルサーバー会社は電話サポートがあることがわかります。チャットサポートもmixhost(ミックスホスト)、XSERVER(エックスサーバー)、heteml(ヘテムル)以外は対応しています。
こうなってくると、mixhost(ミックスホスト)のサポートのなさが際立っており、問題があっても自力で対応しなければいけないということがわかります。
機能とか性能は良いのですが、サポートはあまり良くないことがわかります。
次に、各レンタルサーバーのプランについてみてみたいと思います。
ここの部分で各社のサポートに対する考え方がわかってきます。
レンタルサーバー名 | アップグレード | ダウングレード |
mixhost(ミックスホスト) | 〇 | × |
XSERVER(エックスサーバー) | 〇 | △ |
ConohaWing(コノハウィング) | 〇 | 〇 |
ロリポップ | 〇 | × |
お名前 | × | × |
さくらインターネット | × | × |
コアサーバー | × | × |
heteml(ヘテムル) | 不明 | 不明 |
ColorfulBox(カラフルボックス) | 〇 | 〇 |
この表は、各レンタルサーバでプランのアップグレード・ダウングレードができるかをまとめたものです。
アップグレードとダウングレードを認めているのが、ConohaWing(コノハウィング)とColorfulBox(カラフルボックス)になります。XSERVER(エックスサーバー)も怪しいですが、こっちに入れても良いでしょう。
アップグレードのみできるのがmixhost(ミックスホスト)、ロリポップとなります。
アップグレードもダウングレードもできないのがお名前、さくらインターネット、コアサーバー、不明なのがheteml(ヘテムル)です。
このプラン変更の柔軟性ですが、これからサイトを作っていくうえで結構重要になってきます。
例えばある日、Twitterか何かで記事がバズったとします。
その際、急激にアクセスが増えるのですが、プランのアップグレードができないと、サイトが落ちてしまいます。そうすると、せっかくのアクセスが増えたチャンスを見逃すことになってしまいます。これは非常に勿体ないことです。
ただ、アップグレードだけできれば良いかというと、そうではありません。
バズったアクセスは一過性のものですから、波が収まれば必然的にアクセス数も落ち着いてきます。
その時、プランを戻すことが出来なければ、高いプランでサイトを運営することになります。
高いプランにするほどアクセスが増えたんだから良いじゃんと思うかもしれません。
でも、それではどんぶり勘定でサイトを運営して、ランニングコストだけ高くなっていってしまって、せっかく副業をしたのに手元には残らないということになりかねません。そういった意味では、アップグレードだけというのも使い勝手は良くありません。
アップグレードもダウングレードもできない、不明というのはもうどうしようもありません。
安く初めてサイトが大きくなったらと思っても、一度引っ越ししないとプランの変更ができないということになります。最初に提示される性能が良いだけに非常に残念な感じです。
結論として、アップグレード、ダウングレードができるConohaWing(コノハウィング)とColorfulBox(カラフルボックス)になります。XSERVER(エックスサーバー)以外は非常に厳しいです。
最後に
ここまで以下の視点でおすすめサーバーの評価をしてきました。
- 料金は手ごろか
- スペックは十分か
- 機能は何があるか
- 信頼性はあるか
- サポートは充実しているか
料金に関しては、1000円前後のプランで考えるなか、ロリポップ、さくらインターネットが半額程度のプランで比較することになってしまいました。
スペックに関してはmixhost(ミックスホスト)、ロリポップ、ColorfulBox(カラフルボックス)がトップクラスの性能や機能を出しています
信頼性に関しては横一列とさせていただきました。
サポートに関しては、mixhost(ミックスホスト)以外のレンタルサーバー会社はそれなりにカスタマーへの連絡方法がありました。また、プランに関して、XSERVER(エックスサーバー)、ConohaWing(コノハウィング)、ColorfulBox(カラフルボックス)以外はダウングレードが無いため、一度プランのグレードを上げたら戻すことができない、または契約自体をやり直す必要があるという状況でした。
まとめると、私が一番おすすめできるレンタルサーバーはColorfulBox(カラフルボックス)となります。
まず、金額に関しては月額1000円前後が前提条件ですので、安いのはあまり考慮していません。
スペックに関してはトップクラスの実力があると言えます。それに、転送量は月間で考えることができるので、そこまで必要ないと判断しています。サポートに関しては、電話がすこし弱いとかんじますが、プランの柔軟性はそれを補っていると感じます。以上が私の判断理由となります。
いかがでしたでしょうか、あなたがレンタルサーバーを借りる際の参考になりましたか。
なんどか言うように、レンタルサーバーの載せ替えは非常に手間です。
何度も載せ替える必要が無いように、最高のレンタルサーバー会社を選んでおきましょう。